カート
ユーザー
絞り込む
カテゴリー
コンテンツ
  • ホーム
  • アンティークの器の魅力「窯きず」

 


 


アンティークの器の魅力「窯きず」

 

アンティークの器を見ていると、「窯きず」といって
「焼成時にできた傷(つまり窯の中で出来た傷)」
を持つ器に出会うことが多々あります。

陶磁器の場合、現代ではガス窯や電気窯で焼かれることがほとんどですが
江戸時代や明治時代は「登り窯」で焼かれていました。

登り窯は連房式登窯などいくつか種類がありますが、
土やレンガでできた窯に薪で火を起こし、
1000度以上の高温で熟練の職人たちが約60時間、
丸二昼夜かけて焼き上げる途轍もない窯です。

窯出しには急速な冷却により割れることもある為
慎重に慎重に焼成時と同じくらいの時間が
かけられました。

それほどの努力の上で焼き上げられた陶磁器たちは、
様々な個性を持って生まれます。


窯の天井が剥がれたり、
窯の中を舞う薪の灰が付着した時に出来る
「ふりもの」は登り窯で焼いた証拠でもあります。


アンティークの世界では、傷として扱われない
「窯きず」があり、
その個性を景色として楽しむ事ができるのです。



 


ー 注意 ー
このように窯きずを個性として楽しまれる方も多いですが、
その一方で気になられる方もおられます。

現代の大量生産品と違い、一つ一つ手作りの為歪みなども有り、
絵付けや形も「全て違います」。


例えば、在庫が「5」になっている商品であっても、
その「5」は全て少しずつ違います。

ご購入の際は、必ず説明文をご一読いただきまして
商品写真をご確認していただき、
ご理解ご納得の上でご購入くださいます様お願い申し上げます。


 


 



弊社取扱商品には、以下の様な「窯きず」があるものが含まれます。
あらかじめご了承くださいませ。
(以下窯きず一例)


「ふりもの」
ふりもの
鉄分融解
「釉切れ」
ゆう切れ
「むしくい」
虫食い
「かんにゅう」
かんにゅう
「釉ムラ」(高台部焼き台くっつきによる削げ)
釉薬むら
「歪み」・「ふりもの」 
歪み
  縁に「ばり」
ガラスばり
「しわ」
しわ
「型あと」
プレス型あと
「気泡」
気泡



 

 
 
ロゴ